SSブログ

やっぱり微妙に珍獣でした:民主党「プラトン」記

 民主党の公共政策シンポジウム「プラトン」設立記念シンポジウムに行ってきました。
 会場の受付から「ブロガーの方ですかー」と言われ、終わった後の懇談会では「ブロガーの方ですか」と4,5名ほどから声をかけられ、やっぱり微妙に珍獣でした。でもお会いできた方々は皆得難いご縁な方ばっかりで、もっと詳しくお話ししたかったなという気持ちも多々あり、6時間ほどノート取りしてさすがに疲れていたことを今更ながらに感じて、反省しきりでございます。

 とりあえず速報はBig Bangさんの記事や、安曇さんが作られた専用ブログ(すごー)をご覧下さい。こちら(KCNというNPO団体さんのサイト)では完全中継ビデオも見られます。ついでにトラックバックセンターもよろしくお願いします。

 私の感想としては、非常に熱気もあり内容も興味深い話で、また追々まとめていこうと思いますが、ふっと我に返ってみるとどーにも違和感が。すごくいい話なんですよ、すごくいい話なんだけど、これが国民に直接ちゃんと届くのかなあと考えると・・・どーも。微妙に地に足が着いていないというか。
 その感じは途中からずっとしていて、質問用紙にも「(三位一体の改革の交渉で)国民の声が後押ししてくれなかったという話がありましたが、このシンクタンクの成果も単に情報公開するのみならず、もっと積極的に広報という形で(情報を)国民に届けていくべきだと思うのですが、どうでしょうか」とかそんなことを書いたのですけど、まあそれは直接は読み上げられなかったものの、「今後、このシンクタンクを民主党はどのように活かしていくのか」という質問は他にも多数あったそうで、それへの答えの中で「我々が変わったら国民の側も変わるのだと思う」とかあったのはどーかなーと。
 そういう問題ではない気がするのですが。
 広報や広告というものの本質はコミュニケーションで、それは必ずしもイコール誠実さを失うとか事実を誇張するってことでもなく、事実をそのまま伝えるということも実は非常に難しくて高度なコミュニケーションであり、広報活動でもあると思うのですが、そのあたりの基本認識が民主党には欠けているような気がしてなりません。この場所に踏み込もうとすると、なにかふっと逃げられてしまうと言うか。気になりました。

 ともあれ詳しいレポートはまた追々。私はこの日のために前回の安曇さんを見習って、前の懇談会でのお話も受けて、自分が考える民主党がすべきネット活動に関してA4用紙4枚のレポートを作成して、今週は力尽きていました。書くのに1日、校正1日、力尽きて2日寝込む。計4日の大作です(そのうち2日寝ていたことは秘密です)。

 民主党さんの不思議なところは、「ああここが足りないんだよー」と強烈に思うのに、その穴をなんとかして埋められないかと、いつの間にかせっせと方法論を模索している自分がいることです。私、どっちかというとガチガチの保守な人間なのに。
 不思議な党です。民主党。

 ともあれ、皆様どうもお世話になりました。とても楽しかったです。
 では、今日はもう、ねます。


民主党「プラトン」記
 民主党シンポジウムに行きませんか? -人柱募集中-
 やっぱり微妙に珍獣でした:民主党「プラトン」記
 開会-シンクタンクはどこに位置するか?:民主党「プラトン」記
 第1セッション-国民を味方にするために:民主党「プラトン」記
 中間セッション-民間(地方)から中央へ:民主党「プラトン」記
 第2セッション-コミュニティソリューション:民主党「プラトン」記
 最終セッション-民主党の模索は続く:民主党「プラトン」記
 -
 まとめ-共感による協力、広報の必要性:民主党「プラトン」記

トラックバックセンター


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。