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「カドゥケウスZ 二つの超執刀」:リアリティの光と影 [ゲーム]

 これは任天堂の据え置きゲーム機Wii用に発売されたゲームソフトです。元はNintendoDSで、隠れた名作と評判高かった(日本ではあまり売れなかったけど、アメリカでヒットした)、手術アクションゲームの移植+新要素です。
 とはいえ、DSはタッチペンによる操作、こちらはWiiの画面ポインティングシステムを使った操作と、インターフェースはかなり変わっていますけれども。私も最初、それが心配でした。画面上で手術をするからには、繊細な動きが必要とされます。それにはやっぱり、手をしっかり固定して使えるタッチペンの方が向いているのではないかと。
 結論から言えば、心配は杞憂でした。ポインティング自体の精度の高さと、適度な調節がなんらストレスを感じさせません。Aボタンと背後のBボタンを押してピンセットでつまむ感覚などはWiiリモコンならではですし、あとなんといっても、メスで切った時、ドレーンで吸引したとき、手に振動の形でフィードバックがくるということは大きいです。
 ・・・これにより、間違えたところを切ったときの「あちゃー」感も倍増しております。

 そう、このゲームは、非常に面白い反面、非常に心にくるゲームでもあります。手術をしていくということで、失敗するということはつまり、患者が死ぬということなのです。ゲーム内ではそのあたりぼかして描いていますが、やっぱりそういうことだよなーと思わずにはいられない。実際のところ、バイタルサインは低下して警告音が鳴り響き、画面上は裂傷だの血だのでひどいことになっていますから。
 画面としては、リアリティと適度なぼかし感がバランスをとり、グロイと思う人は思うでしょうが、そう気にならないレベルには抑えられています。傷なども一つ一つ形が違うわけではなく、裂傷なら裂傷と、おそらくあえて同じ形にしてあることは、適度な「記号」感をユーザーに与えて、バランスをとっているのでしょう。
 しかし、この独特の没入感は、やはり題材が「手術」であるという、その部分にあるんだろうなと思います。

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Wiiはヤバイ:「Wiiスポーツ」「エレビッツ」「ゼルダ」 [ゲーム]

 12月2日に無事発売された任天堂の新世代ゲーム機Wiiですが、これはヤバイです。数年ぶりに時間を忘れてゲームするという経験をしてしまいました。恐ろしいことに本体に何時間遊んだか強制的に記録される機能がついているのですが、発売された週末の記録を見てみると、土日と各7時間以上遊んでいます。嫌なことに、30分から2時間くらい、一つのゲームを遊んでは休憩を入れ、それからまたゲームがやりたくなって手を伸ばすという過程までもが一部始終記録されているのです。任天堂ー。

 おかげで現在、私は自主規制として「本の要約終わるまでWii禁止」という禁止令が出ています。だってヤバイんですもの。ああー、小学生時代のファミコンのときでもこんなことなかったのに。私は中学受験の前日もファミコンで遊んでいた人間なのに(威張れない)。中途半端に歳とると嫌ですね!
 そんなわけで、現在は馬の前のニンジン状態で、要約を1章終わらせるごとに、「エレビッツ」を1回やっていいというルールでやっております。そ、その程度のお許しはなければ、人間、モチベーションは保てない。
 …結局、禁止していないじゃんというのは、その通りなのですが。


  ちなみにこのWiiですが、話題が盛り上がるにつれ、予約戦線も加熱するのを尻目に、母がいきつけの百貨店のゲーム売り場に、外商を通じて予約を入れるという非情極まりない手段によって入手しました。資本主義万歳。いや、ちゃんと9月の時点で動いた私は悪くないはずです。

 一緒に買ったゲームは「ゼルダの伝説:トワイライトプリンセス」「エレビッツ」「Wiiスポーツ」「はじめてのWii」。…ちょっと買いすぎではないかという部分に関しては、いろいろ事情があるのです。
 最初は「ゼルダ」のみを予約していたのです。しかしいろいろと情報をあさるにつれ、「エレビッツ」は面白そうであるという話が、私のアンテナにびびっと。コナミスタイルで直接通販すると、1割引で送料無料でぬいぐるみが2体ついてくるという部分が後押しして、なにかの拍子にぽちってしまいました。「ゼルダ」で謎解きに疲れた合間にやるのにちょうどいいかなとも思いまして。結果的に、それは大正解だったのですが。
 「Wiiスポーツ」と「はじめてのWii」に関しては、優しい母が「他にゲームは買わないの?」と聞いてくれまして。母がそのように興味を示してくれるなら、親とゲームで対戦するというのは私の長年の夢でしたから、直感操作で対戦命の「Wiiスポーツ」をお願いしようかなと。そうなると、対戦用にコントローラーことWiiリモコンがもう一つ必要ですから、リモコン付きの「はじめてのWii」も買うことに。
 みごとな泥縄です。

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「遙かなる時空の中で3」:私も一緒に戦いたい欲求 [ゲーム]

 私の趣味にはあんまり人様に言えないものも多いのですが、これもまあ、その一つです。ま、別にそこまで気負うほどのモノでもない気もしますが、そうやって油断していると「え"」とかヒかれたりするので、注意が必要なのです。
 最近は「遙かなる時空の中で3」というプレイステーション2用のゲームをしています。いつかやろうと思っていたんですが、最近「十六夜記」という追加ディスクが発売され、それが盛り上がっているのを見てついに手を出しました。

 これは一言で言うと、女性向けの恋愛ゲームです。つまり自分が女性主人公になって、用意された様々なタイプの魅力的な男性と恋愛をしつつ、物語を解いていくというパターンのゲームです。
 この「遙かなる時空の中で」シリーズは、平安京などの時代をモチーフにした日本中世のパラレル世界を舞台に、現代から一人の女の子が神子(みこ)として召還され、八葉(はちよう)と呼ばれる選ばれた8人の男性達と共にその世界の穢れを祓っていくというのが基本設定です。・・・まあ、いろいろと女の子の夢が具現化した世界ではあるわけです。あんまり具体的に挙げていくとえぐいというか、それはそれで下品だと思うのですが、「選ばれた存在」とか「守ってくれる人達」とか「そういう人達と恋に落ちる」とか、ですね。

 私がそもそもこの手のゲームに手を出した歴史は古く、というか、この手のゲームの元祖である「アンジェリーク」というスーパーファミコンで出たソフトを発売日に買ったという所から始まるのですが、当時手を出した理由は雑誌の広告を見て、「ああ、こういうゲームもあってもいいじゃないか」と目を開かされたからでした。男性向け恋愛ゲームがあるなら、女性向けがあって悪いはずはない。そして、「世界を救うとか女王になるということよりも、大切な人との恋愛成就を選ぶ」という価値観の新鮮さ。常により面白いゲーム、新鮮なゲームを求めていた当時の自分のアンテナに、これはばっちりひっかかったわけでした。ま、それでも私が女子でなければ買わなかったとは思いますけど。
 それ以来、この手の恋愛ゲームとの付き合いはぽつぽつと続きます。それなりに楽しみつつ、大ハマリすることもなく。今までやった本数でいえば5作くらいでしょうか。10年間でこの数なので、あんまり多くはないと思います。大ハマリしない原因は、やはりあまりにも欲望というか欲求に忠実すぎるので、気恥ずかしいというか、それ以前に濃すぎて悪酔いするというか、そのあたり。一方でまったく縁が切れなかった原因は、ゲームがしたいけど適当なものがないとか、色々現実に疲れていて逃避したいというときに、心の隙間にふっと忍び込んでくるちょうどいい存在だったからであるように思います。そう、まさにテレビの向こうの都合のいい恋愛相手のよーに。


  さて、こういう女性向け恋愛ゲーム(最近では乙女ゲーと言うそうな)も、10年という歴史を数え、最近ではだいぶ充実もしそして成熟もしてきました。
 今年私がプレイした乙女ゲー(この呼称、いかがなものか)は、「幕末恋華・新選組」とこの「遙かなる時空の中で3」です。前者は文字どおり新選組が題材ですし、後者は源平合戦を舞台にしています。・・・つまりそれぞれに、去年と今年の大河ドラマに便乗した商品ではあるわけです。
 しかしそれはそれとして、この2本のゲームはどちらもかなり評判はよく、また実際私自身かなり楽しめました。

 一つ面白いなと思ったのは、どちらの場合も主人公の女の子は自ら剣をとり、男性達と共に戦っていることですね。「幕末恋華・新選組」では新選組の女性隊士の一員となって、一緒に池田屋に切り込んだり出来ますし、有名な新選組隊士たちと恋愛しつつ、彼らと共に生きそして死ぬことが出来ます。
 「遙かなる時空の中で3」は異世界のパラレル源平合戦ですが、一応は源氏方に付きつつやはり自ら剣を取って、義経や弁慶(美形の男性になってますが)といった実在の人物をモチーフにしたキャラや、このゲーム固有の架空のキャラと恋愛もしつつ、彼らがそれぞれ抱えている問題を解決しつつ、悲劇に向かう運命を時空を越える力で書き替えていく(運命上書きシステムと呼ばれています)というのが主題です。

 「幕末恋華・新選組」関連で開発者インタビューを読んだことがあるのですが、当初新選組を題材にした恋愛ゲームを作ろうとした時、男性の開発者たちは「(新選組の)馴染みや料理屋で働く少女」を想定したそうなのですね。しかし女性スタッフが、「それは違う。女の子も隊士になって一緒に斬り込みたいんだ」と発言して、このような形になったそうです。(公式ビジュアルファンブックより)。
 これはなかなか面白い、男女の意識の違いだと思います。私の感覚としても、「馴染みの料理屋で働く少女」はいかにも男性の目から見た萌えだなあと思いますし、「一緒になって斬り込みたい」という欲求には凄く共感します。皆さんはどのように思われるでしょうか。

 ともあれ、私はやはりこの2つのゲームが成功した理由は、「主人公も自ら剣を取って戦った」部分にあると思うのです。女性の目はシビアです。男性向けの恋愛ゲームであまり(自分の分身である)主人公の性格が云々されたのは聞いたことがありませんが、女性向け恋愛ゲームが評される時に主人公が共感できるキャラクターかどうかというのは、わりと重要視されます。女性が同性を見る目というのはなかなかに厳しいものであり、これらは恋愛ゲームであるにもかかわらず、あまりに男性に媚びているようなキャラだと、それが理由で嫌われたりもするのです。難しいものです。

 それはそれとして、この両者の意識の違いからは、男性から女性に対しては「戦いの渦中には置きたくない、守り保護する存在、そして心の安らぎになってくれる存在」という欲求を感じますし、女性の側からは「非力であっても愛する人のためなら共に戦いたい」という欲求を感じます。
 私はそういう考え方が正しいとか間違っているとか、そのように考えることは不毛だと思うのですが(理性じゃなくて欲求なので)、女の子の「共に戦いたい欲求」をもう少し男性陣は理解してくれてもいいんじゃないかとは思いますね。
 これは何もゲーム中に限らず、それこそ社会の中の女性進出についても、女性が男性と肩を並べて働きたがるのは、「男性に負けたくない」って気持ちだけではないと思うのですよ。「男という存在を敬愛しているからこそ、一緒に戦いたいのだ」という考えもあるとしたら、もうちょっと見方も変わってくるのではないでしょうか。・・・夢見すぎですかね。


 それで肝心のゲームについてはあまり語っておりませんが・・・。「萌えー」以外の何を語ればいいというのかッ。それぞれタイプのことなる男性を相手に、楽しく恋愛シミュレーションしておりますですよ。
 私はそもそも「平家物語」や「義経記」大好きであり、悲劇も好きなのです。これは源氏方とはいえ九郎義経周辺を主人公にしていますから、いきおい物語りは悲劇的にならざるを得ないのであり、ゲームも第1周目は悲劇で終わるのですが、その時与えられた「時空をさかのぼる力」で運命を少しずつ曲げて変えていくというのは、ロマンだと思います。それも愛する人のためだったりしたら。
 「幕末恋華・新選組」はもっと史実に忠実に、悲劇に終わるものは終わるという話も多かったのですが、こちらは史実の悲劇をパラレル世界であることを逆手にとって自分の手で変える楽しみがあります。

 各々のキャラ付けも面白いなと思いますね。武蔵坊弁慶が美形の青年になっていたり、梶原景時がやっぱり青年でしかもチャラチャラした性格になっているところなど、ある種の方々には激怒ものかもしれませんが、私はこういうアレンジも面白いと思います。女性向けですからそもそもアレンジがあるのは必須として、その上でいかに元の人物をしのばせるような性格やエピソードを織り込んでいるかを見ていくのが楽しいのです。
 主人公達(というかプレイヤー)も源平合戦の歴史は知っていますから、ここでどうしたら勝てるかなどは分かっているはずなのですが、なぜか歴史は違ってしまっている。その理由付けや、じゃあどうやって元の歴史、あるいはもっと(主人公達にとって)良い歴史に変えていくかという、ゲームシステムと絡めたストーリー展開も面白いです。

 それでもやはり一番の楽しみは、「愛する人と肩を並べて戦えること」でしょう。このシリーズ、前2作は主人公は応援というかせいぜい補助する程度だったのですが、今作になって堂々と前線に立って剣を振るうようになったこと、これはやはりこのジャンル全体の進化や成熟を示すものであるような気がしてなりません。つまり「こうあるべき」と思われていた殻をやぶって、「いや、こうしたいんだ」という主張が出来るようになってきた、そのような証として私は捉えています。

公式サイト:http://www.gamecity.ne.jp/haruka3/

遙かなる時空の中で 3

遙かなる時空の中で 3

  • 出版社/メーカー: コーエー
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: ビデオゲーム
 
幕末恋華・新選組

幕末恋華・新選組

  • 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: ビデオゲーム


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「THE 地球防衛軍2」:スコープを通してオマエを見る [ゲーム]

 さて、受験も選挙も大切なわけですが、地球を防衛することも大切なわけです。・・・ゲームですけどなー。
 前回の記事ではペイルウィング一択で使っていると書きましたが、だいぶシナリオも進んできたので気分転換に陸戦兵にも手を出しました。彼らの基本的な性能の違いなどは前回の記事で説明しましたのではぶきますが、結果として陸戦兵は陸戦兵で大変に楽しいことを発見いたしました。

 陸戦兵のウリは防御力の高さと側転による緊急回避が使えること。そして火器(特に遠距離兵器)の性能がペイルウィングよりはるかに上ということでしょうか。ま、ペイルウィングはそもそもドッグファイト(空中接近戦)用ですから。
 空を飛べない分、地上をてちてち移動しなくてはならないのですが、緊急回避用の側転だと素早く移動できるので、普段から側転で移動しています。これだと実際ペイルウィングとそう変わらない速度で動けます。ひたすら側転する男。はたから見るとかなり間抜けですが、ゲームではよくあることなので気にしない。
 まあ、いかんせん障害物(ビルなど)はどう頑張っても乗り越えられないという問題はあるものの、慣れるとこの側転移動はなかなかにやみつきでございます。敵の攻撃、ビームや噛みつきなどを側転にて華麗にかわした時など、オレってカッコイイと思えること間違いなし。


  そして陸戦兵は様々な火器がもう一つの魅力なのですが、中でも気に入ったのはスナイパーライフルです。一発の威力が高い遠距離兵器。しかし私はコレを中-近距離でも振り回す。つまりあくまでも一撃必殺が好きというあたり、非常によく性格が現れております。私の人生、いかに少ない労力で最大限の成果をあげるかということに、思考の大半が注がれてきました。一言で言うといかにサボるか・・・いやそんな威張れない人生話はどうでもいいんですよ。
 ペイルウィングではこのゲームをアクションとして楽しんでいると書きましたが、陸戦兵の場合はまさにシューティングの醍醐味を味わっています。スコープを覗き込んで敵の中心とポイントが重なった瞬間、トリガーを引く。この快感が存分に味わえます。

 スティーヴン・ハンターの「極大射程」という、元スナイパー(狙撃手)を主人公にしたハードボイルドの名作があるのですけど、その中で書かれていたスナイパーと獲物とのスコープを通しての精神的なつながり。あれはまさに本当だったのだと、私はこのゲームをプレイしながら実感しました。
 この場合、獲物は目があるヤツのほうがいいです。たとえばクモとか(目は四つもある)。スコープを通して相手と目が合う、その瞬間。「オマエの命はオレが握っているんだ」という、なんともいえない熱いものがこみ上げてくるのです。それは決して愉悦だとか残虐性だとかではありません。ただなんとも不思議な、精神的つながりです。・・・はたして巨大生物(虫)に精神は存在するのかという問題はさておき。
 決して一方的な殺戮ではないのです。このポイントを外せば、次には敵はこちらに飛びかかってくるだろうし、そうなったらやられるのはこちらです。ただ一瞬、この一瞬で勝敗が決まる。スコープを通して、生と死が交錯する。一対一の勝負の世界です。そしてスコープのポイントが合った瞬間、勝利を確信してから実際に引き金を引くまでのほんのわずかなタイムラグに、私は永遠に近い何かの存在を感じるのです(ぐっ)。
 いやこれは熱いです。


  他にもアサルトライフルを手に多数の敵に向かってとにかく乱射、接近戦で敵をなぎ倒すだとか、一発では倒せない相手には素早く二連発で弾丸を叩き込み、おおこれがダブルタップってやつかーと感動するとか、同じく接近戦でもショットガンを手に無数の弾丸を同一目標に向けて発射し、完膚無きまでに打ち倒す(&ポンプアクション付き)だとか、実に濃いガンアクション(シューティング)が堪能できます。

 ペイルウィングだけでも充分に楽しいと思ったのに、まだこんな世界が広がっていたなんて・・・。いや本当に二千円のこのソフトはお買い得ですよ。名作「極大射程」とセットにて、お薦め致します。

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

  • 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
  • 発売日: 2005/07/28
  • メディア: ビデオゲーム
 
極大射程〈上巻〉

極大射程〈上巻〉

  • 作者: スティーヴン ハンター
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 文庫

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「THE 地球防衛軍2」:ノスタルジックにヴァルキリー [ゲーム]

 「お姉チャンプルゥ」があまりに素敵だったので、さらなる出会いを求めてsimple2000の名作と名高いコレに手を出してみました。今度は色モノじゃありません・・・比較的。
 コンセプトは「巨大生物vsオレ 第2章」(公式サイトより)・・・うむ、素敵だ。

 その名の通り、敵は巨大化された蟻や蜘蛛です。どれくらい巨大化っていうと、ビルの壁面をわしわし這い回るくらいです。全長・・・7mくらいかな? それがワラワラと数限りなく湧いてきます。対抗するこちらの武器は、様々な重火器および戦車とエアバイクとヘリコプター。
 さらにその巨大生物を作り出しているのは謎の円盤、平たくいうとUFO。そやつらを超長距離射撃で撃ち落としたりもできます。あ、そーいえば、ゴジラもどきな怪獣もいたな・・・。なんだか一部の人達の少年時代の夢がいっぱいつまったような、そんな世界でございます。一部の人達じゃなくても妙にノスタルジーに浸ること必然。なぜなら、画面から妙に溢れ出す庶民派感覚。

 例えば、戦う場所はロンドンや東京。ロンドンでは有名なロンドン塔などが再現されていますし、日本では日本情緒溢れる二階建てのトタン屋根が続く下町などもあります。その隙間を徘徊する巨大蟻のみなさん。・・・倒してやるぜッ、という気分にもなろうものです。ロンドン塔にわらわらと巨大蟻が群がっている様子など、地球人として涙なくしてはみられません。ちょっとあなた達、そこどきなさい。どかないと撃ち落とすぜオラ、そういう気分になってくるのです。なぜか。
 こっちはたった一人の人間だというところがまたいいです。ただの人間にしては妙に防御力あったりするんですけど、まあそれはゲームということで。多数のストックの中から、状況に応じて選び出した二種類の火器を手に、圧倒的数の敵に一人で立ち向かっていくのです。これが燃えずにおられましょうか。


 とはいえ、私は少々別の楽しみ方をしているんですけど・・・。
 主人公は男性と女性から選べるのですが、男女というよりは、陸戦兵(普通の兵士)と超兵器で武装したペイルウィングという区別の方が適当でしょう。女性(ペイルウィング)の方は空を飛べ(ただし時間制限あり)、レイピアと呼ばれる平たくいえばビームサーベルもどきや、雷撃を発する武器などを手に戦います。陸戦兵(男性)の武器が現実的なショットガンだったりミサイル・ランチャーだったりするのと比べると、やはり超兵器って感じです。ただしその分耐久力はなく、また戦車などの各種乗り物にも乗れません。

 で、私はこちらのペイルウィングを一択で使っています。男性は今のところ無視無視。しかも使う武器はレイピア(ビームサーベル)が80%。おそらく開発者のみなさんは、これを基本的にはシューティングゲームとして作っていると思うのですが、私はフライトシミュレーター+一瞬の交錯でズンバラリンな空中格闘ゲームとして楽しんでいるんです。
 だってー、説明書にも書いてあったし。「ペイルウィングとは、前大戦後に結成された精鋭部隊である。特殊な光学兵器と飛行ユニットを装備。空中を高速で移動し、"零距離銃レイピア"で敵を討つ」。・・・カッコイイではありませんかッ。

 基本戦術は一撃必殺、ヒットアンドウェイです。レイピアはきわめて攻撃力が高いので、至近距離で当てれば(至近じゃないと当たらないわけですが)、まず一撃で敵を倒せます。そしてペイルウィングは飛行ユニットを装備しているので、陸戦兵より素早い移動が可能なのです。
 でも敵の懐に飛び込まなくてはいけないということは、基本的に数を頼りに大勢でこっちに向かってくる敵に対しては、周りを囲まれてタコ殴りにされてしまうという危険も常にあるのです。しかもペイルウィングは耐久力がない。したがって、敵の群の中に勢いよく突撃してレイピアを振り回し、また飛行ユニットをふかして素早く離脱。これが基本動作になります。

 飛行ユニットも無限に飛べるわけじゃないっていうのが、また熱くてですね。調子に乗って飛びすぎているとエネルギー切れを起こして無様に白い煙をあげながら、一定時間地上を走り回って逃げる羽目に陥ります。普段飛ぶことに慣れているものとしては、この移動は遅いのなんの。思わず「ひえー」とか情けない悲鳴をあげつつ、逃げるのです。
 ですから、ここでもヒットアンドウェイです。まず空中に高く飛び上がり、慣性を利用して落下しつつ敵に突撃。そしてレイピアを振るったあとは、飛行ユニットをふかして素早く後方に下がりつつ、安全圏と見たらすぐにボタンから指を外して自由落下に移行。その途中で落下予測地点を見回し、あたりの敵を伺ってはまたちょっと飛行ユニットをふかして体勢を整え、次の攻撃に向かいます。ああー、この浮遊感覚がたまらないわけですよ。気分は戦乙女のヴァルキリーですよ。

 調子に乗った私は、空中の円盤ともレイピアで戦います。さすがに母艦は無理なので、わりと低空まで降りてきてくれる小型円盤相手ですけど。このゲームはちょっとしたフライトシミュレーターなみに建造物がきちんと作られているので、その屋上に降りたつことである程度の高度が確保できます。そしてまた次のビル目指して飛びつつ、交錯する瞬間に円盤にレイピアを直撃ッ。下手したら直線上に並んだ円盤の上を、義経の八艘飛びのように飛びつつ(上に乗れる)、次々と突き刺していくなんてこともできたりします。これは熱いです。

 それもこれも、レイピアという武器があまりに強力だからでもあります。一度これに慣れてしまうと、射撃武器はどうにもまだるっこしくていけません。撃っているうちはあんなに硬かった敵も、突撃して至近距離でレイピア振り回すと、あっという間に爆炎を上げながら倒れていく。この感覚がなんというか、もう、やみつきなのです。


 でもこれは、このゲームのほんの一部、多くある楽しみ方のうちのほんの一つでしかないと思います。陸戦兵で「巨大生物vsオレ」を満喫するのもいいですし、兵器オタさんには多数用意されている火器もたまらないでしょう。ヘリやエアバイクなどでも、フライトシミュレーターする楽しみは味わえます。
 ペイルウィングにしても、射撃武器も雷撃だったりそれこそ超範囲をカバーする卑怯武器だったりして、SFチックなシューティングが楽しめるのです。私は飛行しつつの肉弾戦を楽しんでいますが、飛行しつつの射撃も同じく熱いであろうことは、想像に難くありません。

 そして気軽に楽しめます。1ミッションあたりが早ければ10分、長くても30分以内には終わりますし、一度クリアしたミッションもイージーからインフェルノまで、5段階の難易度でいつでも自由に楽しめます。もちろん陸戦兵とペイルウィングどちらでするかで、ステージの攻略方法も大きく変わってくるでしょう。
 気軽にやれて、適度にやり込める。・・・まあちょっと難点があるとしたら、敵が虫さん関連なのでそういうのが苦手な方にはおすすめしにくいことですね。巨大グモが間近にせまってくると、その複眼なども大きく見えて「うわあ」です。でも個人的にはあまり気持ち悪さは少ないです。私は虫類の気持ち悪さは、小さいのが集団でうごめいている様にあると思っていますので、大きくなってしまうとなんというか・・・微妙に乾いている、気がします。多分デザイン的にもそのあたりのことは配慮されているのでしょう。あまりリアルさを追求するのではなく、「面白い敵」というコンセプトで造形されているような気がします。

 そして今日も私は地球を防衛。「どうしてこんなに防衛している気分になるのだろう?」と思いつつも、何故だか知りませんが本当に防衛している気分です。子供の頃、戦隊ものや宇宙刑事もの、ウルトラマンその他特撮を少しでも見たことがある人なら、この感覚はきっと共有していただけると思います。
 これがたったの2000円!(税別) おトクですよ、こいつは。

公式サイト:http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_081.html
公式・特設サイト:http://www.d3p.co.jp/top/special/s20_special.html

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

  • 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
  • 発売日: 2005/07/28
  • メディア: ビデオゲーム

 
 

追記。陸戦兵バージョンの記事はこちら
 「THE 地球防衛軍2」:スコープを通してオマエを見る

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「THE お姉チャンプルゥ」:返り肉汁で赤く染まれ [ゲーム]

 最近は、色々とストレスが溜まっていたのです。登ろうと思っていた山は実は隣のほうだったし(これは私が悪いんですが)、努力が嫌いな私が必殺二ヶ月漬けで受験に挑むことになるし。その過程でこの人見知りが次々と新しい人達に会いにいかなくてはならないし。暑いし。雨は降るし。
 むきーとなりかけていたので、このままではいかんと、このソフトに手を出したのです。

SIMPLE2000シリーズ Vol.80 THE お姉チャンプルゥ ~THE 姉チャン 特別編~

SIMPLE2000シリーズ Vol.80 THE お姉チャンプルゥ ~THE 姉チャン 特別編~

  • 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
  • 発売日: 2005/06/23
  • メディア: ビデオゲーム

 ・・・えー、内容を簡単に説明しますと、表紙のお姉ちゃん二人から一人を選択して、日本刀でゾンビをばっさばっさ切っていくゲームです。
 より詳しくて的確な紹介はma505さん記事にありますので、ご覧下さい。私もそちらで知りました。そして買いました。

 なんでもいいんですが、こうして人様の影響で買ったものの記事を書く度に、自分より端的で分かりやすい紹介をしている人がいることにヘコみます。
 ついでにどうしてプログラマさんという人種は、みんな揃いも揃ってバイク乗りで文章が上手いんでしょうか。根っからの文系人間としては、特に最後の一要素にとてもヘコみます。
 ヘコんでばかりもいられないので、話を続けます。


 内容はー、水着のお姉ちゃんが刀でゾンビをばっさばっさです(それはさっきも言いました)。
 相手はゾンビですので、何やってもいいことになってます。切っていくと首が飛び、腕が跳び、上半身吹っ飛んで、最後は下半身だけでなおうごめいてます。ゾンビですから。でもこれじゃあ何もできなかろうと油断していると、十六文キックかましてくるので、ちゃんと最後までぶった切ってあげないといけません。

 切るたびに血しぶきが、じゃなかった肉汁しぶきが飛びます(倫理上、血ではなく肉汁と説明書には記載されています)。そりゃもう綺麗な赤色で、ぶしゅーっと飛びます。それはそれですごいんですが、個人的にキたのは、ゾンビさんを切っていると刀に血糊がついてどんどん切れ味が悪くなるという部分でしょうか。無意味にリアルです。
 刀を払って血糊を落とすという動作が必要になります。それをしないと与えられるダメージが減りますし、あげくには相手(ゾンビ)に刀が刺さって抜けないなどどいう状況が出現します。これはちょっと、「うわあ」です。ゾンビに周りを囲まれた状況で刀が抜けなかったりすると、半泣きです。
 で、刀をぶおっと払うと、その時に刀に付いていた血糊の量によって(ちゃんとゲージがある)、地面にばさあっと血じゃないや肉汁が落ち、足元にかなり大きな肉汁溜まりが出来ます。キてます。

 それだけではありません。返り血もとい返り肉汁もちゃんと浴びます。水着姿のお姉ちゃんがどんどん赤く染まっていきます。だんだんと頭や肩が落ちて猫背になり、精神的にもかなりまいっている様子が表現されます。そりゃ、廃墟と化した街で無数のゾンビ相手に刀振るって肉汁の雨をあびていれば、精神の一つや二つ、おかしくなっても無理はありません。「はあ、はあ」という肉声もやけにリアルです。
 それでもって、どれくらい肉汁で汚れたかという「穢れゲージ」があるのですけど、これが限界まで溜まると暴走します。いきなり視界が真っ赤にそまり、お姉ちゃんは真紅に染まった刀を振り回してゾンビに突撃。与えられるダメージ(攻撃力)は増えるのですが、防御力は激減ですし、体力ゲージもどんどん減っていきます。序盤においてはほとんどこれは死を意味します。終盤になってくると重要らしいですけど。
 女神像に触れるか、アイテムを使うと回復します。ちなみにアイテムはSELECTボタンです。

 この汚れていく過程がまたリアルでですね。お姉ちゃんの一人はご覧の通り水着姿の半裸なんですが、その白い皮膚がだらだらと赤く染まっていきます。もう一人のお姉ちゃんの衣装も容赦なく汚れていきます。
 そして歩いていく地面にも、ぽたぽたと血じゃなくて肉汁が落ちるのです。傷を受けているわけでもなく、私はゾンビでもないのに、アスファルトの上をただ歩くだけで地面に赤い点が、ぽたぽたと。キてます。

 ああそれから、乳はちゃんと揺れます。脂肪じゃなくて何か別の液体かなんかたまっているんじゃないかと、懸念を抱くほどにぷるるんぷるるんです。そちらのニーズにもきちんと対応しております。群がるゾンビをぶった切り、刀に付いた血糊をぶおっと払って、胸がぷるるんぷるるん。このシュールな絵面、たまりません。


 このように素晴らしいゲームなのです。これがたったの2000円。いやー、日本に生まれて良かった。暑い外の世界から帰ってきて、まだ疲れを感じたままゲームのスイッチを入れ、ゾンビをぶった切って肉汁を浴びていると、そのうち何もかもどうでもいい気分になってきます。ストレス解消という点ではばっちりです。
 この世にはゲーム脳というものを研究されている方もおられると伺いましたが、これなど是非研究対象にいかがでしょうか。人は何故このようなゲームを作るのか、そして人は何故このゲームを嬉々として遊ぶのか。・・・非常に興味深く、またディープな研究ができると思うのですけど。

 まあそういうわけで、私は当分このステッキー(素敵)なゲームにはまる予定でございます。
 最初に選べる二人の内、お薦めはやっぱりビキニのお姉ちゃんでしょうか。露出部分が多いので、血じゃないや肉汁に染まっていく過程も堪能できますし、胸も揺れます。暴走状態の時は頭に何か変な受信機をかぶって、電波ゆんゆんやんやんです。上手くコンボを発動させるとセクシーポーズも披露してくれるそうなのですが、こちらにはまだ成功しておりません。要修行です。

 お姉ちゃんでクリアすると、次はロリータな妹も選べるようになるらしいので、頑張ります。
 最後に一つ言っておきたいのですが、私はマトモです。


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メタルサーガに関するメモ。 [ゲーム]

 その後、犬はばっちり仲間にしました。選んだのはセントバーナードタイプ、大きくてもふもふした感じが好きなのと、首から提げている酒樽が知人の某氏(酒好き)を思い起こさせまして。
 人狩り大隊長にもリベンジを果たしましたよ! そしてしっかり賞金もいただきました。あの時リセットしたからだと思うと、ちょっと良心も痛みましたが・・・。二台目の戦車も手に入れ、旅は順調です。目の前に広がる広大な荒野、それはまだまだどこまでも続く。

 ところでこのゲーム、キー配置など自分でエディット出来る部分も大きいのですが、これをやっておかないと(知っておかないと)、かなりだるいというヤツがいくつかあったので、ここにメモしておきます。

・金属探知器はBSコントローラーのEDITを使うことで、ボタン一発で使えるようになります。必須です。
・同様に、ボタン一つで装備画面、ボタン一つでBSコントローラーなども可能。
・ところで戦車への乗降もデフォルトでボタン一つ(R1、L1)なのはご存知ですよね?
・戦闘エフェクトのスキップは、L2ボタン(押し続け)で可能。かなりノルマ戦闘が楽になります。
 戦車の砲撃を見たい!って時は、指を離せば万事オッケー。

・情報はいろいろ山のように出てきますが、忘れてしまってもBSコントローラーの「日記」を見れば
 かなりフォローされています。次に何すればいいのか、分からなくなった時にもオススメ。
・結構あちこちの街を行ったり来たりするこのゲーム、ドッグシステムを使うとロードが長いですが、
 特に戦車じゃなくても用を果たせる場合は転送装置の使用もよろしいです。
 大きなメダルとか、トランクルームとか、合成とか。
 ロードも短いし移動後また街の中に入り直さなくてもすみますので、なお早い。ただしクルマ撤去には注意。

・右スティック上下でズームイン、ズームアウトですが、左右だと戦車の砲台が回転します。ぐーるぐる。
 あと押し込み(R3ボタンってやつ)で、はしごが延びるそうです。私はまだ未確認ですが。

 あとは各自頑張って攻略。私はなるべく攻略サイトなどは見ずに、まずは進んでみるつもりです。
 次は、とりあえず大陸横断してみようかな。


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「メタルサーガ」:Welcome Back! [ゲーム]

 そういうわけで、早速発売日(昨日)に買ってまいりましたメタルサーガ。帰りにスーパーで買い物してくるはずが、入場は会員限定のセール日でどうしようかと思いましたよ。いやそんなことはどうでもいいのですが。家に帰ってパッケージにかけられたセロファンを剥がす時、指が震えてそんな自分に本当にもうどうしようかと思いましたよ。いやまあそれもいいのですが。
 ああこの期待のソフトを手に入れてから始めるまでのドキドキ。未だに慣れません。初恋を何度も繰り返すようなもんです。そう考えると貴重な経験なのかもしれません。が。

 ・・・前振りがずいぶん長くなりました。以下、具体的な話に入りますが、体験記である以上ゲーム序盤のネタバレ、展開バレを含みますので、その点ご了承ください(三つ目の街に到着したところまでです)。
 あとかなり20歳代半ばのロートルゲーマーのノスタルジー入ったものとなっておりますので、「付き合いきれんわー」と思ったらスクロール早送りで、一つ。
◆スタート◆

 ゲームが始まって30秒でエンディング、その噂は本当だった・・・。「ハンターになる」か「家業を継ぐ」かの選択肢が出てきて、選べばエンディングです。私は選びませんでしたけどね。だって本当に旅に出たかったんですもん。10年待ったんですからーッ。
 プロローグは本当にあっさり終わりました。ムービーもなし、何もなし。ちょっとは説明があったかな、くらい。家の中をうろうろします。やっぱり3Dになったので多少もっさりした感じがあります。でも簡素なグラフィックと、それでいながら生活感は充分に感じられるリアルな手触りにわくわくどきどき。あちこち○ボタンで調べまくります。一々メッセージは出ませんが、アイテムが隠れていると入手できます。タンスの開け閉めとかは出来ないのですね(中にアイテムが入っている時のみ開く)。
 ・・・いや、こういう細かいところにも前作からの共通点、あるいは変化点を探している自分がいるんですよ。おそるおそる、触っているんです。「ああ前と同じ匂いがするよ、大丈夫だよね」と「ああここは変わったんだ、でも悪くない悪くない、うん」と。後から振り返れば、この時の自分のおっかなびっくりっぷりは笑えます。でもいいじゃないですか。10年待ったんで(以下略)。

 最初の街なので、わりと何でも揃っている印象です。修理屋さん、満タンサービス、酒場、何もかも懐かしいです。ミニゲームやジュークボックスの音楽が、手に持っているBSコントローラーにダウンロード出来るのには、時代の流れを感じました。なんとなく話の流れでジャンク山に行けと言われています。町から出るには生身では厳しい・・・ということはわりと早く最初のクルマ(戦車)が手にはいるのだな、と。ここら辺、ファミコンのドラクエ3からかれこれRPG歴十数年(んな自慢するものでもありませんが)、普通に勘は働きます。
 そして装備屋さんに行き、あちこち漁っているうちに手に入った「修理キット」をどうせしばらく使わないだろうからと売り払って、あっさり最高の装備を調えます。このあたりRPG歴十数年(略)。

 いざジャンク山へ。普通に子供とか人がいるじゃんと思いつつ、適当に話を聞きつつ奥へ進んでいくと戦闘。でた、一輪挿し!(おなじみの敵キャラ)。3Dになると、オマエの造形の無茶さも際だつなーと思いつつ、意外とあっさり撃破。そんな感じで調子よく奥へと進んでいきます。
 敵にはほとんど苦労しません。ただダンジョンとしては結構複雑かつ広いのが意外であり、大変でもあり。道に迷いかけたか?と思いつつ、こういうのは帰るとなったら意外とあっさり帰れるものだとRPG歴(略)、の経験で、「この先に賞金首が」とか言われたら慌ててその道は避け、ふらふらと先に進みとうとう最初の戦車、バギーを入手! ・・・結構、普通においてありました。近づいて○ボタンを押すと、普通に命名画面。ああ、あっさり。これぞメタル(マックス)サーガ。

 バギーには、「セブン」と名前を付けました。今回は実車のモデル名で行くことにしているのです。ちなみにセブンはスーパーセブンの方です。なんとなく形が似てるし。他にも候補はユーノスとか、ビートとか、ドンカーブートとか・・・そんな私はオープンカー好きです。
 閑話休題。というわけで手に入れました念願の戦車。やっぱりこのゲームは戦車(と書いてクルマと読む)がないと始まらないッ。戦ってまず思ったのは、銃の強さというよりは装甲の堅さ。そこいらの敵では傷一つ付きません。やっほーい。「奥に行くと主砲が」という情報もあったなあと思いつつ(最初から付いていたのは副砲のみ)、いい加減ダンジョンの広さに疲れていたのと、レベル的には充分言われた基準を満たしていたので、まあなんとかなるだろうと最初の賞金首に突・撃ッ。
 ドンパチドンパチ・・・勝てました。今回は敵のライフポイントがゲージで見えているんですけど、これはこれで結構面白いですね。ボスともなると全然減らなくて、まさに「削っている」感が味わえます。そしてこちらの装甲も徐々にはぎ取られていく感じ。戦車のシールドポイントがなくなるぎりぎりで、賞金首(ボス)は撃破出来ました。さあ帰還です。やっぱり帰り道は意外とあっさりしたものでした。
 ハンターオフィスで賞金をもらい、始めての賞金首ポスターに「済」の判子。気持ちいいです。しかしポスター見る度に判が押されるのはいかがなものか。サービス満点、そういうことにしておきます。

 そうしてセーブして満タンサービス利用して、酒場でモンスターを倒したら得られる細胞(これでお酒作るのかー)を売ったら結構なお金になることを発見して、いよいよ街の外へ。「Now Loading」の文字と共に画面に表示される砂色のキャタピラ跡。クルマがない時は人の足跡でした。これはこれで味があるなあと思いつつ、しばし待って外の世界へ。
 移動はなかなか早くて快適です。まさにバギーで疾走している感じ。敵も、街の人に脅されていたほど強くはありません。ただしどこに行けばいいのかは迷いました。たしかまず北西に行って次に北東に進めば街が・・・という情報はしっかり覚えているんですが、なにせ世界がただっぴろい。・・・いえ、実際に他のRPGと比べて広いかは疑問なんですが、「大破壊」で土地の多くが砂地と化した世界のため、あまり地形の変化などはないんですね。いやそれを差し引いても広いかな。そのあたりはBSコントローラーの自動マッピング機能で補完されていますけれども。
 でもこの感覚、どこかで覚えている・・・と考えて、2D時代のドラクエ等のRPGを思い出しました。あれも「次の街は北東」とかおおざっぱに言われて、道なき道を少しずつなめるように進んでいったのです。右か左かまよったら、まず右に行ってみて、突き当たりを確認したら次は左で。
 ・・・このあたりで微妙に心の涙腺ゆるみかけたことを告白しておきます。ああ私はこんなゲームがしたかったんだと思いました。忘れていたものを思い起こされる感覚。

 やがて橋を渡り、すぐ南にあるトレーラーキャンプへ。ある程度まで近づくと、マップに点が表示されるのは便利です。あまり大したものは売っていませんが、電撃手榴弾が安かったので大目に買い込んでおきます。これがあとで役に立ちました。
 次いで、「どっちだったっけ・・・」と考えつつとりあえず北へ。そうしたらまたトレーラーキャンプが。ふらふらと私は近づきました。そうしたらそこは・・・人狩り団の襲撃に合っていました。
 立ち去れといわれて、はいそうですかと立ち去ることは出来ません。このゲームには、なぜかそんなところがあるのです。勇者じゃない、使命を帯びた英雄でもない、本当は旅に出る動機なんてない。だからこそ、動機は自分で探さないといけない。この感覚が、私をそこから立ち去らせませんでした。結果は・・・。さっき買った電撃手榴弾が強くて敵ボスのタンクまでははぎ取ったものの、中から出てきたマッチョな人に完敗。戦車は破壊され、主人公は倒されてしまいました・・・。がーん。

 が、しかし、このゲームは復活も簡単です。Dr.ミンチの必殺(いや殺しちゃダメ)、電撃ショーック。これで復活。いやホント。今回は両手に持った電気パドルが、微妙に海外ドラマのERを思い起こさせつつ。一度は失敗して、二度目で見事復活。
 別にお金も減りません。Dr.ミンチは完全なる趣味でやってますから。なんか、以前いた場所は平和になっちゃったらしいので、(死体を求めて)こっちに来たみたいです。あの世界(前作の)、ちょっとは平和になったのかな・・・と考えると、何故か嬉しかったりして。
 しかーし、ここで大問題発生。人間はいいんですよ、人間は。しかし戦車は・・・あそこに置き去りです。倒された場所に。しかもエンジン大破して、自走も不可能な状態で。
 どうしようか一生懸命考えました。この場合のセオリーは、レンタルタンクを借りてその場所まで行き、自分の戦車を牽引して戻ってくる、です。しかし最初の街のレンタルタンクはまだ営業を開始していません。次の街まではまだ辿り着けていません。・・・しばし迷った後、私はリセットを選択しました。ちょい卑怯。まあ大人だし。RPG歴十数年、汚い割り切りも覚えるのよ・・・。すまんッ。

 で、やりなおし。今回は問題のトレーラーキャンプを避け、東にまっすぐ進んで次の街ニューフォークへと辿り着きました。ここで最初の仲間、メカニックが仲間になります。キリヤという天才肌で斜に構えた、でもいじられキャラの兄と、一人称僕で健気系な妹から選べるのですが、私は兄のほうに。いや一応私は女なのでー、美形は嬉しい。素直に。へたれなのは、なお愛しい。主人公とどっちを戦車に乗せてどっちを歩かせるか迷いますが、とりあえず弱い方を保護すべきかな?と考えて、メカニック(キリヤ)にバギーに乗ってもらうことにしました。
 そうして装備やで戦車の装備を調え、必殺便利アイテム「ドッグシステム」で最初の街にリターン。手に入れた戦車装備を早速改造改造。こうして性能を最大限に引き出すのです。そのあたりは前作をやっていますから、分かっている手順です。まずエンジンの積載量(これが何より一番大事)を上げて、次に副砲の攻撃力をあげて、余裕があればバギーは脆いのでシャーシの剛性を上げて・・・。

 んで、さっさと次の街を目指します。イベント? なんか北の方に廃墟があるとか言われたけど、そんなの無視無視。だって新しい装備そろえて改造しても、結構お金があまったんですもの。そうなったらどんどん次の街を目指して、どんどん強い装備を手に入れてしまった方が楽ッ。順番にやらなければいけないことは何もない、それがこのメタル(マックス)サーガというゲーム。

 ぶおーと砂漠を砂煙立てて走りつつ、徒歩の人は一生懸命ダッシュで付いてきて(大変だ)、敵はそれなりにさばきながら(なんだか今回、ちょっと強い敵と戦うとすぐレベルアップ出来るので楽なのです)、三つめの街に到着しました。
 さっき買ったばかりなのでちょっと勿体なかったなと思いつつ、さっそく戦車装備から買い換えて、また改造を繰り返して・・・。街で情報を聞き込むと、南西の森から犬の鳴き声がするそうです。犬!犬!わんわん!(しつこい)。おお、私がこのゲームである意味もっとも期待している要素よ。こんなに早く出会えるなんて、なんて開発陣は分かってるんだー(感激)。
 でも森の中ということは、戦車を降りないといけないんだな。ちょっと面倒くさい。それからもう適度に強くなったんだし装備も整ったし、さっきのトレーラーキャンプにリベンジを果たしに行ってもいい、というか行きたい。さあどうしようか・・・。

 ここで私のメタルサーガ一日目は終わりです。さすがに疲れたので、セーブして電源オフ。ふーっと息を吐きました。
◆エンド◆

 さて感想です、「素晴らしい」。まさにこれはあの名作RPGメタルマックスの後継、メタルサーガです。もちろん完璧なゲームじゃないですよ。でもメタルマックスだって完璧なゲームなんかじゃなかったです。だけど私ははまりました。それはあのゲームが楽しかったからです。そしてこのメタルサーガにも、あの楽しさはしっかりと受け継がれていました。偶然ではなく、きっと開発者の皆さんの沢山の苦労と汗と涙と愛によって。
 ゲームをしている間中、ずっと「メタルマックスという名作ゲームの続編を作る」という強い意志を感じました。その意志の力が私のノスタルジーを揺り動かしたのです。それはとてもとても幸せな時間でした。ああなんて奇跡なんだろうとすら思いました。だって10年ですよ。この移り変わりの激しい、激動のゲーム業界で、しかも今は斜陽の時代なのに。やっぱりこれは奇跡です。私は素直にそれを認めたいと思います。そして開発者の人に言いたいです、「本当にありがとうございます」と。

 えー、感情的で全然客観的なレビューではありませんが、10年待った念願のゲームを手に入れて一日、それも3時間ちょっとプレイしただけの人間が書いたものですから。客観的になんぞなるわけがないッ。
 ・・・いえまあホントに、冷静なレビュアーでもこれだけのプレイ時間でそのRPGが良作かどうかなんて、測ることは出来ないと思います。良作の匂い、くらいはかぎ取れるかもしれませんけど。そして、私はそれを感じたつもりです。全然冷静じゃないけどなッ。
 ロード時間は多少気になります。特にドッグシステムを使った後と、街からフィールドマップに出る間が待たされます。しかしまあ、他のゲームでもこれくらいの待ち時間はあるかな、という程度です。私はロード時間にはあまり耐えられないタイプの人間なので、それがこれからちょっと心配ではありますけど。まあいざとなればHDD購入という大人技が・・・。

 ともあれ、Welcome Back!です。メタルサーガというゲームに。
 あるいは私が、この世界に「ただいま」。

 そうそう、これだけはどうしても書きたかったことがあるんです。このゲーム、建物の中などにクルマに乗ったまま入るわけにはいきませんから、当然街中などでは頻繁に乗降するんですけど、コントローラーの振動をオンにしていれば、クルマに乗るたび「ぶるんっ」と手の中のそれが震えるのです。車に乗る人なら分かると思いますが、これはまさにキーを回し、エンジンに火が入って吹け上がる瞬間の「ぶるんっ」です。・・・たまりません。
 私がこのゲームに「愛」を感じるのは、そうして幸せな気分に浸るのは、こんな時なのです。

公式サイト:METAL SAGA ~砂塵の鎖~


(C) 2005 SUCCESS/Crea-Tech

METAL SAGA ~砂塵の鎖~

METAL SAGA ~砂塵の鎖~

  • 出版社/メーカー: サクセス
  • 発売日: 2005/06/09
  • メディア: ビデオゲーム

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「メタルサーガ」に期待するッ! [ゲーム]

 これは今月9日にサクセスから発売されるPS2用ソフトです。ジャンルはRPG。大破壊によって大部分が荒野と化した世界で、戦車を駆って旅するゲーム。その途中では、仲間となるメカニックやソルジャー、犬と出会ったり、モンスターや賞金首を狩ったり。
  とはいえ、旅する目的というものはあってないようなゲームです。世界を救うわけでもなく、自分の出自を探し求めるわけでもなく、家に帰ればちゃんと家族がいて幼なじみがいて、「家業を継ぐ」を選べば開始5秒でエンディング(多分)。

  別に旅なんかしなくてもいいんです、でも行くんです。世界を見て回ったり、様々な戦車を手に入れたり、手に入れた戦車を好き勝手に改造したり色を塗ったり、強い敵に挑んでみたり、ひたすらお金を稼いで実家や愛人に豪華な家具を貢いだり、酒場で「おだいじん」するために。前作で誰かが口にしていましたが「この世界ではどれだけ遠くへ行ったか、どれだけ多くの人間と出会ったか・・、その二つが人生の値打ちを決めるのだ!」。この言葉にぐっときたそこのアナタは購入決定。なんとも思わない人はハイサヨウナラ。そんなゲームです。

 そう、このゲームには前作といえるものが存在します。「メタルマックス」、ファミコンで第一作が、スーパーファミコンで二作目が発売されました。当時からカルト的人気をはくしたゲームで私も熱狂的にはまった一人なのですが、その後制作会社が倒産し次世代機の時代になってもトンと音沙汰がなく・・・。もう遠い昔の思い出として忘れかけていた頃、ゲーム屋の店頭で予約用ダミーパッケージを見た時の衝撃は・・・ッ。泣いていいのか笑っていいのか、喜べばいいのか恐れればいいのか、様々な感情が頭を渦巻き、私は逃げるようにその場を後にしました(ちょい誇張)。
 だってねえ・・・10年ですよ。その間に思い出は美化されているし、一方ではかつての名作が新ハードで作られて3D化して駄作化するなんてことも、何度か体験してきているわけで。それでとりあえず家に帰ってネットで公式サイトやファンサイトを検索して、情報収集と様子見をしようと思ったわけです。10年の間に私も大人になりましたからね!(それはどうかな)。

 そして数日後、怪しい人のようになんどもゲーム屋の通路をうろうろした挙げ句、レジで「メタルサーガの予約を・・・」と言っている自分がいました。そうです、購入決定です。なぜ決断したのか、どうして7000円ものお金を賭けてみる気になったのか、それは公式サイトを見て感じたスタッフの「愛」でした。いやホント。
 マスターズルーム(スタッフのつぶやき場所)で書かれる言葉が、一々自分のツボにくるのです。「メタルであればやはり、戦車や犬、牽引車までもが連なって、砂煙を上げながら砂漠を疾走する様が見たいでしょう?」、見たいっす(拳)。「このゲームはバランスなど無意味だ。戦車が強ければいいんだ。と悟った。」、ああよく分かっていらっしゃる(涙)。戦車レースを企画したものの諸般の事情で断念した、その無念さをとうとうと語るスタッフの方には思わず肩を抱いて「うんうん」とうなずいてあげたくなりました(いらんって)。
 そしてプロデューサーの方の、「このゲームが店頭に並ぶために是非是非予約を入れて下さい」という言葉を真に受けて、普通はネット通販で済ますのに本当に店頭予約してしまう始末。・・・どうかしてます、自分が。でもいいんです、なんか幸せだから。

 さらに宣伝ついでにゲーム内容の紹介を。写真は公式サイト配布の素材を利用させてもらっています。
 (C) 2005 SUCCESS/Crea-Tech


戦車です(茶色いのは犬です)。


こんな感じで凶悪な賞金首とも戦います。


戦車にはいろんな武器をとりつけたり出来ます。


主人公(左端)と、仲間になる人達。


そして犬たち(連れて行けるのは一匹だけ)。

こいつは目からビームが出るそうです。

 発売後にまたレビューを書く予定ですが、出来が「とほほ・・・」であっても私はきっと後悔しないでしょう。だって、作られなければ後悔することだって出来なかったんですから。旅に出なければ辛い思いもせず痛い思いもしなかったかもしれないけど、それでも旅に出かけるのがこのゲームなんですから。
 よろしければそこのアナタも、ちょっと賭けてみませんか? このゲームが背負っている、沢山の愛と可能性に。

 ・・・真に大人な方は発売後の様子を見てから決めるのもアリです。

公式サイト:METAL SAGA ~砂塵の鎖~

METAL SAGA ~砂塵の鎖~

METAL SAGA ~砂塵の鎖~

  • 出版社/メーカー: サクセス
  • 発売日: 2005/06/09
  • メディア: ビデオゲーム

 

 

*その後、実際にプレイして書いたファーストインプレッションはこちら
  →「メタルサーガ」:Welcome Back!(2005.6.10)


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「真・三国無双4」:ギリシャ無双 [ゲーム]

 相変わらずゲームの「真・三国無双4」にはまっています。簡単に難易度調節が出来て、「易しい」モードでやってもペナルティがほとんどないので、とにかく気分悪いのを紛らわせたくて漫然とプレイするのにもばっちりですよ。このシリーズは初めてですし、三国志自体あまりよく知らないのですが、一人の武将が100人単位で倒していくっていかにも中国志の世界観だよなと感心してしまいます。日本の武将のほうがよく知っていて楽しめるかと思ったんですけど、武田信玄や上杉謙信が戦場を一人で駆けていって敵をなぎ倒すって何が違う・・・。前田慶次郎ならありかもしれませんけどね。あと天草四郎とか、ちょっとトンデモ系の伝奇的世界観なら。
 他に考えたのは、トロイア無双(ギリシャ無双)。アキレスとヘクトルの戦いを再現! もちろんビジュアルはスカート太股露出で一つ。神様陣も参戦したら、女神様たちで華やかさも出せそうです。アフロディテ様など、さぞかしえげつない戦い方をしてくれそうで楽しみ楽しみ。きっとゼウス神は意外と強くないに違いない。

 でも今はとりあえず、目の前の三国無双を味わい尽くさなくては(その前に風邪治せって)。最近はロリな二喬姉妹や、ビームを出して戦う軍師陣など、色物路線を頑張っています。軍師の皆さんが羽扇で敵をしばき倒すのはまだしも、必殺技のビームには笑いましたよ・・・。いかにうまく敵に当てるか、そこだけシューティングゲーム。楽しいです。
 これを機に三国志の勉強もしてみようかと思いつつ。漫画の「蒼天航路」って面白いのでしょうか。面白いのでしょうね。でも巻数が結構あるのが微妙に壁で・・・でも面白そう。

「真・三国無双4」オフィシャルサイト


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