民主党ブロガー懇談会：前記・確認：tracker's burrow：SSブログ

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とりあえずの自民党ブロガー懇談会感想｜民主党ブロガー懇談会：前記２・口火を切る.. ブログトップ

民主党ブロガー懇談会：前記・確認　[ブロガー懇談会関連] [編集]

　さて、ではまず民主党とのブロガー懇談会から記述していこうと思います。私のブログのスタンスとして、「やたらめったら長文かつ冗長で細かい」というものがありますので、読む方はそのあたりよろしくお願いします。
　速報性を意識した記事は「とりあえず」シリーズでさっさとあげたので（民主党編・自民党編）、概論のみを知りたい方はまずこちらをご覧下さい。
　この本格レポートはのんびり、ハウステンボスの時のように１週間単位の時間をかけて上げていく予定です。そこのところもあらかじめご承諾下さい。

　また何よりも大切なのは、これは私の主観に基づくという部分です。
　当たり前じゃないかと思われるでしょうが、大切なことなので確認をしておきます。
　まったく客観的な議事録はR30さんの速記録、またGrip blogさんでも全文のテープ起こしが行われると思いますので、そちらをご覧下さい。その上で、自分のような細部まで記述しないと気が済まないパラノイアが書くべき記事の差別化といえば、それは「私の目線を通した」という完全な主観化なのです。

　主観化する上では当然のことながら、歪みが生じます。そのあたりは全文記録されている方がおられるので、そちらとの読み比べによってバランスが取れるだろうという計算をしました。
　主観でびしばし書いていきますので、私の勝手な推測というものもガンガン入ります。それはしつこく「私が思うに」と断る予定ですが、読む上では気をつけて下さい。

　さらに、主観で書きますので他の参加者の方、民主党議員さんに対しても、ブロガー参加者さんに対しても、勝手にその思惑を推測したり好き放題言うという失礼をすることを、あらかじめお詫びしておきます。

　さてもう一つ。弁当問題（Grip Blogさんのこの記事参照）などというものが事前に持ち上がりました。簡単に言うと、「参加者が民主党にお弁当をおごってもらうのはどうなの？」という話です。私はこの問題の根幹は参加者がどのスタンスで懇談会に臨んだかという部分にもあると思っています。Grio Blogの泉さんはジャーナリズムを志向しておられますから、「ジャーナリストが弁当接待を受けること」という文脈で、弁当問題はまず語られたわけです（さらに派生もありましたけどね）。
　
　私がどのようなスタンスで懇談会に臨んだか、事前に書いた記事で私は自分のことを「観察者」と述べました。その思うところをもう少し詳しく記述しておきます。
　私は来年度から大学院に進学します。所属するのは社会学研究科マス・コミュニケーション専攻。といってもマスコミ志望というわけではありません。所属する研究室はポピュラー文化を専門にしておられる先生のところを希望しています。そこで私はネット文化について研究したいと考えています。「マス・コミュニケーション専攻」という言葉に関しても、いわゆるマスコミではなく、文字通りの「マス（集団の）・コミュニケーション（人と人との関係性）を専攻する」という枠で捉えております。

　つまり私は多分にアカデミズムな視点から、このブロガー懇談会という一連のムーブメントに対して興味があるのです。そして社会学とは科学的に俯瞰的な視点から物事を見るだけではなく、その出来事に自ら参加してまた参加する人々の主観も大切にして、世の中を見ていこうという非常にファジーな学問です。ですから私がブロガー懇談会に参加するのは、研究者もどきとしてのフィールドワーク（現場に参加して観察・研究する）でもあるわけです。

　・・・このことは今までちょっと秘密にしてきたのですが。ま、今回この機会にあきらかにしておこうと思いまして。ですから「観察者」。そしてフィールドワークする「主体者」。さらに、自らの個人的信条として"社会的豊かさ"を求める者として、少しはこの出来事をいい方向に動かしたいという「願望」。そのあたりを抱いて、片道ン万円をかけて参加しています。
　ま、あと一つ「好奇心」という何より大切なものもあるのですけどねー。

　ですから私の書く記事はジャーナリズムではありません。結果としてジャーナリズムになるかもしれないとは思っていますが、元からそれを求めてはいません。「ネットジャーナリズムとは何か？」がそもそもの私の視点なわけです。んでそれを研究する上で、「じゃあ私もやってみよう」という社会学を志すものとしてのフィールドワークが、前回の各党討論会レポートであったりするわけです。

　えーなんか分かりにくいかと思いますが、そんな感じですので。

　前置きだけで充分長いこの長さ。後に続く記事の冗長さもしれようというものです。それでもいいという方のみ、どうかお付き合い下さいませ。
　最後の前置きとして。「知りたい」という強い欲求を抱く人に対して、精一杯答えられる記事を書いていきたいと願っています。