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「THE お姉チャンプルゥ」:返り肉汁で赤く染まれ [ゲーム]

 最近は、色々とストレスが溜まっていたのです。登ろうと思っていた山は実は隣のほうだったし(これは私が悪いんですが)、努力が嫌いな私が必殺二ヶ月漬けで受験に挑むことになるし。その過程でこの人見知りが次々と新しい人達に会いにいかなくてはならないし。暑いし。雨は降るし。
 むきーとなりかけていたので、このままではいかんと、このソフトに手を出したのです。

SIMPLE2000シリーズ Vol.80 THE お姉チャンプルゥ ~THE 姉チャン 特別編~

SIMPLE2000シリーズ Vol.80 THE お姉チャンプルゥ ~THE 姉チャン 特別編~

  • 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
  • 発売日: 2005/06/23
  • メディア: ビデオゲーム

 ・・・えー、内容を簡単に説明しますと、表紙のお姉ちゃん二人から一人を選択して、日本刀でゾンビをばっさばっさ切っていくゲームです。
 より詳しくて的確な紹介はma505さん記事にありますので、ご覧下さい。私もそちらで知りました。そして買いました。

 なんでもいいんですが、こうして人様の影響で買ったものの記事を書く度に、自分より端的で分かりやすい紹介をしている人がいることにヘコみます。
 ついでにどうしてプログラマさんという人種は、みんな揃いも揃ってバイク乗りで文章が上手いんでしょうか。根っからの文系人間としては、特に最後の一要素にとてもヘコみます。
 ヘコんでばかりもいられないので、話を続けます。


 内容はー、水着のお姉ちゃんが刀でゾンビをばっさばっさです(それはさっきも言いました)。
 相手はゾンビですので、何やってもいいことになってます。切っていくと首が飛び、腕が跳び、上半身吹っ飛んで、最後は下半身だけでなおうごめいてます。ゾンビですから。でもこれじゃあ何もできなかろうと油断していると、十六文キックかましてくるので、ちゃんと最後までぶった切ってあげないといけません。

 切るたびに血しぶきが、じゃなかった肉汁しぶきが飛びます(倫理上、血ではなく肉汁と説明書には記載されています)。そりゃもう綺麗な赤色で、ぶしゅーっと飛びます。それはそれですごいんですが、個人的にキたのは、ゾンビさんを切っていると刀に血糊がついてどんどん切れ味が悪くなるという部分でしょうか。無意味にリアルです。
 刀を払って血糊を落とすという動作が必要になります。それをしないと与えられるダメージが減りますし、あげくには相手(ゾンビ)に刀が刺さって抜けないなどどいう状況が出現します。これはちょっと、「うわあ」です。ゾンビに周りを囲まれた状況で刀が抜けなかったりすると、半泣きです。
 で、刀をぶおっと払うと、その時に刀に付いていた血糊の量によって(ちゃんとゲージがある)、地面にばさあっと血じゃないや肉汁が落ち、足元にかなり大きな肉汁溜まりが出来ます。キてます。

 それだけではありません。返り血もとい返り肉汁もちゃんと浴びます。水着姿のお姉ちゃんがどんどん赤く染まっていきます。だんだんと頭や肩が落ちて猫背になり、精神的にもかなりまいっている様子が表現されます。そりゃ、廃墟と化した街で無数のゾンビ相手に刀振るって肉汁の雨をあびていれば、精神の一つや二つ、おかしくなっても無理はありません。「はあ、はあ」という肉声もやけにリアルです。
 それでもって、どれくらい肉汁で汚れたかという「穢れゲージ」があるのですけど、これが限界まで溜まると暴走します。いきなり視界が真っ赤にそまり、お姉ちゃんは真紅に染まった刀を振り回してゾンビに突撃。与えられるダメージ(攻撃力)は増えるのですが、防御力は激減ですし、体力ゲージもどんどん減っていきます。序盤においてはほとんどこれは死を意味します。終盤になってくると重要らしいですけど。
 女神像に触れるか、アイテムを使うと回復します。ちなみにアイテムはSELECTボタンです。

 この汚れていく過程がまたリアルでですね。お姉ちゃんの一人はご覧の通り水着姿の半裸なんですが、その白い皮膚がだらだらと赤く染まっていきます。もう一人のお姉ちゃんの衣装も容赦なく汚れていきます。
 そして歩いていく地面にも、ぽたぽたと血じゃなくて肉汁が落ちるのです。傷を受けているわけでもなく、私はゾンビでもないのに、アスファルトの上をただ歩くだけで地面に赤い点が、ぽたぽたと。キてます。

 ああそれから、乳はちゃんと揺れます。脂肪じゃなくて何か別の液体かなんかたまっているんじゃないかと、懸念を抱くほどにぷるるんぷるるんです。そちらのニーズにもきちんと対応しております。群がるゾンビをぶった切り、刀に付いた血糊をぶおっと払って、胸がぷるるんぷるるん。このシュールな絵面、たまりません。


 このように素晴らしいゲームなのです。これがたったの2000円。いやー、日本に生まれて良かった。暑い外の世界から帰ってきて、まだ疲れを感じたままゲームのスイッチを入れ、ゾンビをぶった切って肉汁を浴びていると、そのうち何もかもどうでもいい気分になってきます。ストレス解消という点ではばっちりです。
 この世にはゲーム脳というものを研究されている方もおられると伺いましたが、これなど是非研究対象にいかがでしょうか。人は何故このようなゲームを作るのか、そして人は何故このゲームを嬉々として遊ぶのか。・・・非常に興味深く、またディープな研究ができると思うのですけど。

 まあそういうわけで、私は当分このステッキー(素敵)なゲームにはまる予定でございます。
 最初に選べる二人の内、お薦めはやっぱりビキニのお姉ちゃんでしょうか。露出部分が多いので、血じゃないや肉汁に染まっていく過程も堪能できますし、胸も揺れます。暴走状態の時は頭に何か変な受信機をかぶって、電波ゆんゆんやんやんです。上手くコンボを発動させるとセクシーポーズも披露してくれるそうなのですが、こちらにはまだ成功しておりません。要修行です。

 お姉ちゃんでクリアすると、次はロリータな妹も選べるようになるらしいので、頑張ります。
 最後に一つ言っておきたいのですが、私はマトモです。


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